
元祖トラベルルーターは何が変わった?進化したMangoルーターを正直レビュー
皆さん、こんにちは!
いいガジェットライフをお過ごしでしょうか?
先日GL.iNet社から私も昔から愛用しているGL.iNetのMangoルーターの2代目となるMango2ルーターがPre-orderを経て発売されました。
初代
Mango (GL-MT300N-V2) Wireless Mini RouterGL.iNet Mango is a portable and stylish mini travel router with OpenWrt and VPN support, ideal for secure public Wi-Fi, travel, and remote work.
www.gl-inet.com
2代目
Mango 2 (GL-MG1300) Dual-band Mini Travel RouterPortable dual-band travel router with VPN support, secure public Wi-Fi access, repeater mode, and easy setup for travel.
www.gl-inet.com
今回はPre-orderで注文したMango2ルーターが届きましたので、商品レビューをしていきたいと思います! 購入を検討されている方は必見です!
記事の要点
- 初代Mangoを使っている方こそ進化を体感できて、旅行や出張の心強い味方になります。
- 5GHz帯に対応し、有線ポートも最大1Gbpsになったことで、通信速度が向上しました。
- WireGuardは最大184Mbps、OpenVPNは最大95Mbpsと、VPNの速度が大幅に向上しました。
- 電源がType-Cになり、スマホなどと同じケーブル1本で持ち運べます。
- 使い方はいつものGL.iNetのコントロールパネルのままで、LuCIもインストールできます。
- 気になった点は、初代より重くなったこと(39g→100g)と、トグルスイッチが切り替えにくいことの2つでした。
商品の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | Mango 2 (GL-MG1300) デュアルバンドミニトラベルルーター |
| メーカー | GL.iNet |
| 価格 | $49.99(公式ストア価格) |
| CPU | MediaTek, Dual-core @880 MHz |
| メモリ / ストレージ | DDR3L 128 MB / NOR 2 MB + NAND 128 MB |
| Wi-Fi規格 | IEEE 802.11a/b/g/n/ac |
| Wi-Fi速度 | 400 Mbps (2.4 GHz) + 866 Mbps (5 GHz) |
| アンテナ | 内蔵 2 × 2.4 GHz & 5 GHz |
| VPN性能 | WireGuard® 最大184 Mbps / OpenVPN 最大95 Mbps(DCO使用時) |
| インターフェース | WAN Ethernet ×1、LAN Ethernet ×1、USB 3.0 ×1、Type-C電源 ×1、リセットボタン ×1、トグルボタン ×1 |
| Ethernet速度 | 10/100/1000 Mbps |
| 電源入力 | USB Type-C, 5V/2A |
| 消費電力 | 5W未満 |
| 動作温度 | 0°C ~ 40°C |
| 保管温度 | -20°C ~ 70°C |
| サイズ / 重量 | 89 × 63 × 15 mm / 100 g |
※ 価格・仕様は2026年10月時点の公式サイトの情報です。
Mangoルーターの歴史
まずは、初代Mangoがどんなルーターだったのかを少し振り返ってみましょう。
初代Mango(GL-MT300N)は、2017年5月にはもうミニトラベルルーターのランキングに顔を出していたモデルです。そのあと中身をパワーアップさせた改良版の「GL-MT300N-V2」が登場して、2017年7月ごろからAmazonでも買えるようになりました。改良版ではチップがMT7628NNに変わり、RAMも64MBから128MBへ倍増しています。
どれくらい人気だったかというと、公式サイトによれば世界で20万台以上も売れていて、Amazonでの星5評価は8,600件以上!
YouTubeでも、開封レビューやVPNの設定方法を紹介する動画が、英語・中国語・ポルトガル語などいろいろな言語でたくさん公開されています。「ホテルのWi-FiでもVPNで安心して使える小さなルーター」として、旅行好きやガジェット好きの間ではすっかり定番の一台になりました。私もその魅力にハマった一人です。
そんな初代の登場から約9年。2026年9月22日に、ついに後継機のMango 2(GL-MG1300)が発表されました!同じ日から公式ストアで予約受付がスタートし、予約価格は$39.90、通常価格は$49.90でした。

進化したポイント
ここからは、初代Mangoと比べて何が変わったのかを見ていきましょう。 同じ「Mango」の名前を受け継いでいますが、中身はほぼ別物と言っていいくらいパワーアップしています!
まずは公式サイトの比較表をもとに、主な違いを並べてみました。
| 項目 | 初代Mango | Mango 2 |
|---|---|---|
| CPU | シングルコア 580 MHz | デュアルコア 880 MHz |
| 2.4 GHz Wi-Fi | 最大300 Mbps | 最大400 Mbps |
| 5 GHz Wi-Fi | 非対応 | 最大866 Mbps |
| 有線LAN | 10/100 Mbps | 10/100/1000 Mbps |
| USBポート | USB 2.0 | USB 3.0 |
| 電源 | Micro-USB(5V/2A) | USB Type-C(5V/2A) |
| WireGuard | 最大45 Mbps | 最大184 Mbps |
| OpenVPN | 最大11 Mbps | 最大95 Mbps(DCO使用時) |
この中から、特にうれしい4つのポイントを紹介します。
5GHz帯に対応して通信速度がアップ
一番大きな変化は、なんといっても5GHz帯のWi-Fiに対応したことです!
初代Mangoは2.4GHz帯のみの対応でした。2.4GHz帯は壁などの障害物に強い反面、電子レンジやBluetoothなどと電波が混み合いやすく、ホテルやカフェでは速度が出にくいこともありました。
Mango 2では2.4GHz帯(最大400Mbps)に加えて、5GHz帯(最大866Mbps)が使えるようになりました。5GHz帯は電波の混雑が少なく、高速で安定した通信ができるのが魅力です。動画を見たり、大きなファイルをダウンロードしたりするときの快適さがまったく違います。
有線ポートが最大1Gbpsのギガビット対応に
ホテルの部屋に有線LANがある場合、うれしいのがこちらのポイントです。
初代MangoのWAN/LANポートは最大100Mbpsまででした。せっかくホテルの回線が速くても、ルーター側で頭打ちになってしまうことがあったんです。
Mango 2ではWAN/LANポートともに最大1Gbpsのギガビット対応になりました。有線回線の速さをしっかり活かせるので、5GHz帯のWi-Fiと組み合わせれば、旅先でも自宅のような快適さで使えます。
電源がUSB Type-Cに
地味だけど、毎日使う人にはかなりうれしいのがこちら。電源端子がMicro-USBからUSB Type-Cに変わりました!
今ではスマホもノートPCもType-Cが当たり前ですよね。初代Mangoを持って旅行に行くときは、Micro-USBケーブルだけ別に用意する必要がありました。
Mango 2ならスマホと同じType-Cケーブル1本で済むので、荷物がスッキリします。普段使っているType-C充電器やモバイルバッテリーからそのまま給電できるのも便利なポイントです。

VPNの速度が大幅に向上
最後は、トラベルルーターとして特に大事なVPNの速度です。
デュアルコアCPUになったおかげで、VPNの速度がぐんと速くなりました。
公称値
- WireGuard:最大45Mbps → 最大184Mbps(約4倍)
- OpenVPN:最大11Mbps → 最大95Mbps(約8倍、DCO使用時)
普段、WireGuardを使っている私の環境でも大幅な速度向上が体感できました。
初代Mango

Mango2

初代MangoでもVPNは使えましたが、動画を見るとカクついてしまうこともありました。Mango 2なら、公共Wi-FiでVPNをオンにしたままでも、ストレスなくネットを楽しめそうです。
※ 上記スクリーンショットはあくまで私の環境における結果です。ネットワーク構成、デバイス等の違いにより上記スクリーンショットほど差が出ない場合もあります。
実際に使ってみた感想
ここからは、実際にMango 2を使ってみた感想をお伝えします。
いつものGL.iNetのコントロールパネルで安心
電源を入れて起動すると、いつも通りのGL.iNetのコントロールパネルが表示されました。 GL.iNetのルーターを使ったことがある人なら、見慣れた画面ですぐに設定を始められると思います。新しいモデルでも操作感が変わらないのは、地味ですがうれしいポイントです。

ファームウェアのアップデートもすぐに確認できた
初回の起動後には、ファームウェアのアップデート画面も表示されました。 買ってすぐに最新の状態へ更新できるので、安心して使い始められます。

初代Mangoよりも速いと実感
実際に使ってみて、初代Mangoよりも通信速度が速いと感じました。 5GHz帯への対応やCPUの強化など、スペックで見ていた進化が、使い心地としてもしっかり伝わってきます。
LuCIもインストール可能
GL.iNetのルーターはOpenWrtをベースにしていて、Mango 2でもLuCIをインストールして使うことができます。 GL.iNetのコントロールパネルだけでは足りない細かい設定をしたい人や、OpenWrtを触るのが好きな人にはうれしいですよね。
ファームウェアはまだ限られている
ただ、現時点ではまだファームウェアの種類が限られています。 発売されたばかりのモデルなので、今後のアップデートや対応が増えていくのを楽しみに待ちたいと思います。
GL.iNetのフォーラムで議論されていたりすることもあるので今後の情報に期待ですね!
[Firmware Port] Porting ImmortalWrt 25.12.1 to the GL.iNet GL-MG1300 (Mango 2) — Testers WelcomeIntro I got this GL-MG1300 through GL.iNet's official beta test program. It hasn't launched yet and there's very little public info on it, so I took the opportunity to go through the hardware thoroughly. Stock firmware is based on OpenWrt 22.03.4 (kernel 5.10.176), and its package ecosystem is getting a bit dated. ImmortalWrt upstream obviously hasn't added this model yet either, so I went ahead and ported 25.12.1 myself to get the software ecosystem ready before launch. The device patches, buil...
forum.gl-inet.com
気になった点
ここまで良いところをたくさん紹介してきましたが、実際に使ってみて気になった点もありました。正直にお伝えしますね。
初代よりも重さを感じる
初代Mangoの魅力の一つは、なんといってもその軽さだったと思います。
Mango 2も決して重いわけではありません。ただ、初代は39g、Mango 2は100gと、数字で見ると約2.5倍になっています。初代の軽さを知っている私からすると、やっぱり重量感があるなと感じました。
持ち運びが不便になるほどではありませんが、初めて箱から取り出したときの「ずっしり」とした感覚には、少し驚くかもしれません。
側面のトグルスイッチが切り替えにくい
本体の側面にあるトグルスイッチも、少し気になったポイントです。
初代Mangoのトグルスイッチは本体から少し出っ張っていたので、指や爪に引っかかりやすく、サッと切り替えることができました。
一方、Mango 2ではスイッチが本体からあまり出っ張っていないため、切り替えが少しやりにくいように感じました。とはいえ、スイッチをあまり使う予定がなければ、そこまで気にしなくても大丈夫だと思います。

少し重箱の隅をつつくような点を挙げてしまいましたが、個人的に気になったのはこの2つくらいでした。
こんな人におすすめ
ここまでの内容をふまえて、Mango 2がおすすめな人をまとめてみました。
Type-Cケーブルに一本化したい人
私がMango 2を買おうと思った決め手の一つが、電源端子がType-Cに変わったことです。
iPhoneやAndroidのスマホ、iPad、パソコン、Bluetoothイヤホンなど、最近新しく発売されるデバイスの多くはType-C端子になっていますよね。そのため、トラベルルーターもType-Cのものに変えたいと、ずっと思っていました。
Mango 2ならType-Cケーブル1本にまとめられるので、旅行や出張の荷物をスッキリさせたい人にはおすすめです。
初代MangoのVPN速度に満足していない人
これも、私がMango 2を買おうと思った決め手の一つです。
初代MangoでWireGuardを使い、外出先から自宅のWireGuardサーバーにアクセスしていたとき、ルーターの通信速度や処理速度が追いつかず、動作が固まってしまうことが何度もありました。
Mango 2はメモリやCPUのコアが強化されたおかげで、私の環境ではWireGuardの通信速度がはっきり体感できるほど向上しました。初代のVPN速度に不満を感じている人は、その速さの違いにきっと驚くと思います!
購入先
この記事を読んでルーターを購入したいと思った方は以下のリンクより購入できます。
Mango 2 (GL-MG1300) Dual-band Mini Travel RouterPortable dual-band travel router with VPN support, secure public Wi-Fi access, repeater mode, and easy setup for travel.
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最近、GL.iNet公式ストアが新しくなり、以下の紹介リンクよりご購入いただく紹介された方は10%Offとなるようです。もしよろしければ以下のリンクよりご購入ください。
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まとめ
今回はMango 2ルーターを実際に使ってみて、初代からの進化したポイントや気になった点をご紹介しました。
5GHz帯への対応、ギガビット対応の有線ポート、Type-C端子への変更、そしてVPN速度の大幅な向上と、旅行や出張のお供としてかなり頼もしい一台になったと感じています。初代Mangoを使っている方こそ、その違いを体感できるはずです。
そして、今回は初めてこのブログを使ってガジェット紹介・商品レビューに挑戦してみました! 今後も、自分が興味のあるもので、皆さんのお役に立てるような記事を書いていきたいと思っています。
これからもよろしくお願いします!